駅のこっち側本当に来たこと無かったなー。凄く勿体ない35年を過ごしていたようだ。
太った老人と痩せた老人どちらも男の隣に陣取り芋焼酎ときずし。浅い〆が尊ばれる今だからこそ、噛んだらキュッて音するくらいのやつ食べたい。
明日来ても明後日来ても、再来年来ても同じ席で語らってそうな老人ふたり。インスタグラムの閲覧に飽きた私は、老人の会話に意識を集中。会話の取っ掛かりは分からぬが神風特攻隊の話で大盛り上がり。まあ分からぬでもない、日本人でこの時期なら。
そこから急に酒の話。まあ分からぬでもない飲んでるんだから。太ってる方はバーボンに造詣が深く、細い方は無類のスコッチ好きらしい。バーボンとスコッチの良さをさんざんっぱら語り合い、ほな最後の一杯何にする?てやり取り。まあ分からぬでもない彼らにもその後の予定があるだろうから。
この方々のラストオーダーが終わってから会計やと身支度整えてると、細い方が「マスター、酎ハイ青リンゴ」と発声。初めて男に萌えた。
今年のバカンスは知覧で酎ハイ青リンゴを飲むのも良いかもしれない。