店再開までの5ヵ月間、猫畜生とソファの領地争いを繰り広げながら耽っていたのがYouTube。
ラジオ、落語、ごっつええ感じ、ミスチル、ガキの使い等ありとあらゆる自分好みのコンテンツを貪った結果、米朝師匠の【商売根問】という落語にぶち当たりました。
内容はまあ聴いて下さい。
その噺の中に登場する雀の描写に魅了されたのです。私の中ではトムとジェリーやチップとデール、平成の狸は軽く凌駕。鳥獣戯画にすら並ぶんじゃないかと。それくらい雀が躍動してるんです。雀には雀の世界があるんやろと思わせてくれるんです。いつの間にか心軽なってるんです。
人生の後半戦がスタートすれば知力、体力、時の運が減少していくのは自明の理。エイジをアンチする気は無いし、焦ってパワースポット巡りを開始することもないだろう。
でもね、神様もう少しだけ、私からセンスオブユーモアを引っこ抜くのだけは待ってちょうだい。
だって、出来ることなら今際の際まで笑っていたいもの。